From: Takashi I. <ino...@ni...> - 2023-09-30 09:09:21
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code.tzg
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mlterm 作者 Araki さま、 日本大学の井上と申します。突然にメールの失礼をお許しください。 お尋ねしたい事が1つありメールしました。お時間ある時にでも教えていただけると助かります。 私は趣味で GTK と VTE を使った小さなアプリを作ってます。 (http://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~t-inoue/gallery.html の一番下です。) ご存知の様に Windows 環境では VTE が使えないので、Windows 用でのみ terminal を Textview で代用しています。 しかし、Textview だと Terminal の様なソリッドなスクロールになりません。出力が早すぎると失敗することもあります。 そこで、Windows 用の mlterm のコードを使ってこの部分を実現できないだろうか?と考えました。 これが可能かどうか教えていただけると助かります。 私の VTE の利用は、scrolled_window の中に terminal を置いて、 その中でコマンドラインを vte_terminal_spawn_async しているだけです。 コマンドラインで実行したプログラムが標準出力に経過を出力します。 参考までに code を添付させて貰いました。 該当箇所は、前者は main_quantum.c の 179-181 行目で、後者は subf_quantum.c の 404 行目です。 この部分を mlterm の関数で実現できると良いのですが、どうでしょうか?無理であればスッパリ諦めます。 お時間がある時にでも教えてください。(まったく急ぎません。趣味ですし。) 突然のメールで失礼しました。では。 井上貴史 日本大学生物資源科学部 |
From: Takashi I. <ino...@ni...> - 2024-04-20 11:55:57
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Araki さま、 昨年9月に表題の件でポストした井上です。 お返事いただいていたのにずっと見逃していました。 いま、Archive を見て、お返事いただいたこと、 しかも対応までして頂いていた事を知りました。 大変申し訳ありません。 (MLからメールが来た形跡がないです。。。 もしかしてメールソフトに迷惑と分類されたか。。) ありがとうございました。 さっそくビルド頂いたのを試してみました。 やはり TextView でスクロールするより断然良いです。 次からは教えていただいた様にしてビルドしようと思っています。 また、分からない事があればお尋ねします。よろしくお願いします。 Windows環境で仕えるターミナルは全然なくて、 mlterm 本当に貴重なソフトです。ありがとうございました。 とり急ぎ礼まで。重ねてお礼が遅そくなり申し訳ありませんでした。 井上 |
From: Takashi I. <ino...@ni...> - 2024-04-22 11:23:48
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Araki 様、 Windows 版 vte 互換ライブラリでお世話になった井上です。 先日は返事が遅くなって申し訳ありませんでした。 ビルド頂いたフロントエンドを使用して気づいた点がありました。 ターミナル内の表示が増えたときに現れるスクロールバーが、 一度は現れるのですが、時間が経過して消えると、 マウスポインターを持って行っても再度は現れない様です。 mac や FreeBSD 上での動きと異なると感じました。 vte, ScrolledWindow どちらが原因か私にはわかりませんが、 参考にしていただけると幸いです。 また、私の MSYS2 上でのビルドに挑戦したのですが、 下記のメッセージで最初の make でエラーとなってしまいました。 msys2 と tool-chain は pacman -Syuu にて最新にしました。 mlterm の source は本日に落とした mlterm-master.zip を用いました。 bin" になっているのが問題の様です。原因を考えたのですがわかりませんでした。 お時間のある時にでもアドバイスを頂けると幸いです。 では失礼します。井上 ----------------------------------------------------------------------------------- $ make # "cd baselib" and "cd encodefilter" must be enclosed by () because it may not return # to the at the next line. if [ -f baselib/Makefile ]; then (cd baselib ; D:/msys64/mingw64/bin/mingw32-make.exe all) ; fi mingw32-make[1]: Entering directory 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib' cd src ; D:/msys64/mingw64/bin/mingw32-make.exe all mingw32-make[2]: Entering directory 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib/src' ../../libtool --mode=compile gcc -g -O2 -DLIBEXECDIR=\"/mingw64/libexec\" -DBINDIR=\"/mingw64/bin\" -I. -c bl_debug.c Xbin" -I. -c bl_debug.lo D:\msys64\home\inoue\mlterm-master\libtool: warning: libobj name 'bin" -I. -c bl_debug.lo' may not contain shell special characters. rm: unknown option -- . Try 'rm --help' for more information. D:\msys64\home\inoue\mlterm-master\libtool: compile: gcc -g -O2 "-DLIBEXECDIR=\\/mingw64/libexec\" -DBINDIR=\"/mingw64/bin\" -I. -c bl_debug.c" -DDLL_EXPORT -DPIC -o .libs/b in" -I. -c bl_debug.o D:\msys64\home\inoue\mlterm-master\libtool: eval: line 1946: unexpected EOF while looking for matching `"' mingw32-make[2]: *** [Makefile:92: bl_debug.o] Error 1 mingw32-make[2]: Leaving directory 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib/src' mingw32-make[1]: *** [Makefile:2: all] Error 2 mingw32-make[1]: Leaving directory 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib' mingw32-make: *** [Makefile:6: all] Error 2 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- On 2024/04/20 19:12, Takashi Inoue wrote: > Araki さま、 > > 昨年9月に表題の件でポストした井上です。 > お返事いただいていたのにずっと見逃していました。 > いま、Archive を見て、お返事いただいたこと、 > しかも対応までして頂いていた事を知りました。 > 大変申し訳ありません。 > (MLからメールが来た形跡がないです。。。 > もしかしてメールソフトに迷惑と分類されたか。。) > > ありがとうございました。 > さっそくビルド頂いたのを試してみました。 > やはり TextView でスクロールするより断然良いです。 > 次からは教えていただいた様にしてビルドしようと思っています。 > また、分からない事があればお尋ねします。よろしくお願いします。 > > Windows環境で仕えるターミナルは全然なくて、 > mlterm 本当に貴重なソフトです。ありがとうございました。 > とり急ぎ礼まで。重ねてお礼が遅そくなり申し訳ありませんでした。 > > 井上 |
From: Takashi I. <ino...@ni...> - 2024-04-22 11:39:57
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Araki 様、 Windows 版 vte 互換ライブラリでお世話になっている井上です。 ビルド頂いたソフトを試して、もう1点気づいた点がありましたので、 ご報告いたします。 ターミナル最下部にある□キャレットですが、 ターミナル内をクリックすると■キャレットに変わります。 一度そうなると、gtk_entory を編集できなくなります。 entry 意外の button や comb_box などは正常に動きます。 気づいた現象は以上です。参考にしていただけると幸いです。 井上 On 4/22/24 19:58, Takashi Inoue wrote: > Araki 様、 > > Windows 版 vte 互換ライブラリでお世話になった井上です。 > 先日は返事が遅くなって申し訳ありませんでした。 > > ビルド頂いたフロントエンドを使用して気づいた点がありました。 > ターミナル内の表示が増えたときに現れるスクロールバーが、 > 一度は現れるのですが、時間が経過して消えると、 > マウスポインターを持って行っても再度は現れない様です。 > mac や FreeBSD 上での動きと異なると感じました。 > vte, ScrolledWindow どちらが原因か私にはわかりませんが、 > 参考にしていただけると幸いです。 > > また、私の MSYS2 上でのビルドに挑戦したのですが、 > 下記のメッセージで最初の make でエラーとなってしまいました。 > msys2 と tool-chain は pacman -Syuu にて最新にしました。 > mlterm の source は本日に落とした mlterm-master.zip を用いました。 > bin" になっているのが問題の様です。原因を考えたのですがわかりませんでし > た。 > お時間のある時にでもアドバイスを頂けると幸いです。 > では失礼します。井上 > ----------------------------------------------------------------------------------- > $ make > # "cd baselib" and "cd encodefilter" must be enclosed by () because it > may not return > # to the at the next line. > if [ -f baselib/Makefile ]; then (cd baselib ; > D:/msys64/mingw64/bin/mingw32-make.exe all) ; fi > mingw32-make[1]: Entering directory > 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib' > cd src ; D:/msys64/mingw64/bin/mingw32-make.exe all > mingw32-make[2]: Entering directory > 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib/src' > ../../libtool --mode=compile gcc -g -O2 > -DLIBEXECDIR=\"/mingw64/libexec\" -DBINDIR=\"/mingw64/bin\" -I. -c > bl_debug.c > Xbin" -I. -c bl_debug.lo > D:\msys64\home\inoue\mlterm-master\libtool: warning: libobj name 'bin" > -I. -c bl_debug.lo' may not contain shell special characters. > rm: unknown option -- . > Try 'rm --help' for more information. > D:\msys64\home\inoue\mlterm-master\libtool: compile: gcc -g -O2 > "-DLIBEXECDIR=\\/mingw64/libexec\" -DBINDIR=\"/mingw64/bin\" -I. -c > bl_debug.c" -DDLL_EXPORT -DPIC -o .libs/b > in" -I. -c bl_debug.o > D:\msys64\home\inoue\mlterm-master\libtool: eval: line 1946: unexpected > EOF while looking for matching `"' > mingw32-make[2]: *** [Makefile:92: bl_debug.o] Error 1 > mingw32-make[2]: Leaving directory > 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib/src' > mingw32-make[1]: *** [Makefile:2: all] Error 2 > mingw32-make[1]: Leaving directory > 'D:/msys64/home/inoue/mlterm-master/baselib' > mingw32-make: *** [Makefile:6: all] Error 2 > --------------------------------------------------------------------------------------------------------- > > On 2024/04/20 19:12, Takashi Inoue wrote: >> Araki さま、 >> >> 昨年9月に表題の件でポストした井上です。 >> お返事いただいていたのにずっと見逃していました。 >> いま、Archive を見て、お返事いただいたこと、 >> しかも対応までして頂いていた事を知りました。 >> 大変申し訳ありません。 >> (MLからメールが来た形跡がないです。。。 >> もしかしてメールソフトに迷惑と分類されたか。。) >> >> ありがとうございました。 >> さっそくビルド頂いたのを試してみました。 >> やはり TextView でスクロールするより断然良いです。 >> 次からは教えていただいた様にしてビルドしようと思っています。 >> また、分からない事があればお尋ねします。よろしくお願いします。 >> >> Windows環境で仕えるターミナルは全然なくて、 >> mlterm 本当に貴重なソフトです。ありがとうございました。 >> とり急ぎ礼まで。重ねてお礼が遅そくなり申し訳ありませんでした。 >> >> 井上 > |
From: Araki K. <ara...@us...> - 2023-11-05 09:03:35
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井上様 ご連絡が遅くなって申し訳ありません。 Windows版のmltermの機能を井上様のソフトウェアに組み込むことは不可能ではないと 思いますが、mltermの画面をGtkWidgetとして組み込む必要があるため、かなり複雑かつ トリッキーな処理が必要になります。 このため、mltermの実装を直接利用されるのはあまり現実的ではないと思います。 一方、mltermをGtkWidget化するという意味では、もともと、mltermのX11版やWayland 版では、vte互換ライブラリという、mltermの実装をvteのAPIでラップするという試みを 行っており、windows版mltermでも同様の対応を行うという計画は以前からあったので、 この機会に対応してみました。 mltermの実装を無理矢理vteのAPIでラップしているため、X11版やWayland版でもそれほ ど安定して動作するわけではなく、品質的には十分ではないかもしれませんが、不具合等 のレポートをいただければ可能な限り対応を検討いたします。 使い方は次のとおりです。 【使い方】※MSYS2のMinGWでのビルドを想定しています。 1) Linuxなどから、/usr/include/vte-2.91 を、/mingw64/include 以下にコピー 2) 同じく、vte-2.91.pc を /mingw64/lib/pkgconfig にコピー その際、prefix を /mingw64 に修正 3) http://github.com/arakiken/mlterm から最新のソースコードを入手し、適当な場所 に展開 4) ./configure --disable-conpty --prefix=/mingw64 (--disable-conptyは必ず指定してください) 5) make; cd gtk; make; cd ..; make install; cd gtk; make install 6) libvteを利用するソフトウェアをビルド なお、手元で、vte互換ライブラリを使って井上様のソフトウェアをビルドしたバイナ リを参考までに↓に置きました。 http://mlterm.sf.net/qc_win_20231104.zip 【バイナリの留意事項】 1) フォントサイズなどは、Run/mlterm/又はGui/mlterm以下の設定ファイルで調整してく ださい。 2) Code.tzgに同梱されていたMakefileのLIBSに-mwindowsを追加してビルドしています。 よろしくお願いします。 -- Araki Ken ara...@us... |