From: KITAGAWA T. <ra...@km...> - 2002-05-13 12:03:47
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# 折悪く ML に参加したとたんにメールサーバが止まってしまって # しばらくメールが受けとれない状態になってしまいました。 # アーカイブから引用してるので読み難いメールになるかと思いますが # ご了承ください。 >> 手元では解決方法として て_ぺ として「てあ 的に有効な名前なら受け >> 入れる」というように改造して使ってます。 > これについては現在の CVS 版の仕様で特に問題ないと思うのですが、 > ローカルシステムで無効な名前は拒絶したほうが都合のいいときってありますか? 単なる error proof です。 もっとも、どのみちローカルシステムで有効な名前を指定しても mlterm と互換性のある名前を指定しないと意味がないので、気休め以上の意味はない と思います。 それに様々なシステムで実現しようと思うと手間がかかりそうですし。 >> 2. xterm や kterm と違って tty の ECHOKE と ECHOCTL フラグが最初から >> 有効になってないので行編集時の挙動が変わってしまうようです。 >> これも xterm , kterm と同じになるように改造して使っています。 > kik_pty_stream.c にも同様の修正が要りそうですが、適当に試した限りでは > これらのフラグを立てたときと立てないときの動作の違いがわかりませんでした。 ECHOKE と ECHOCTL が非POSIX互換な拡張仕様みたいなので、環境によっては違いが 出ないかもしれません。 手元の FreeBSD 4.5 と Linux 2.4.18 では再現できます。 再現方法ですが: (以下の■はカーソルだと思ってください) % cat abcde■ [ここで^U(KILL)を入力] のように行入力の途中で ^U(KILL) を入力したときの挙動が、ECHOKE の有無に よって変わります。 ECHOKE が無効だと % cat abcde^U ■ のように表示され、端末の上では改行されます (無論実際には標準入力には何も入力されていません)。 ECHOCTL も無効だと行末の ^U も表示されません。 ECHOKE が有効だと % cat ■ のように見た目でも入力した行が消去されます。 ECHOCTL のほうは、行入力中にコントロールコードが入力されたときの表示方法が 変わります。 % cat abcde■ [ここで ^V^H (LNEXT ERASE)を入力] ECHOCTL が有効だと % cat abcde^H■ [ASCII 0x08 が ^ と H の2文字で表現される] となりますが、ECHOCTL が無効だと ECHOCTL が有効だと % cat abc■d^ [ 見た目では ERASE の効果で1文字消えて見えるが、 単に ^H で消すのと違い、標準入力には "abcde\x08" が渡される ] のようになります。 どちらにしても、自前で行編集機能を持つ bash/tcsh/zsh の行入力では 違いは出ないと思います。 あと先のメールで書き損ねたのですが、 mlterm を -y kterm で起動して、その上で status line に対応したアプリ ケーション(screen とか) を動かすと status line に表示をするところで 画面が崩れます。 見たところ mlterm は status line をサポートしてないようなので当然ですが。 # 既知の問題だったらすみません -- 北川拓郎@京大マイコンクラブ(KMC) E-mail:ra...@km... |