影響緊急性の優先度マトリックスを作成する
Jira Service Management では、優先度レベルの手動割り当て、影響緊急性の優先度マトリックスの作成、自動化を使用した優先順位の割り当てが可能です。インシデントに優先順位を付ける自動化ルールの作成方法をご確認ください。
以下の例は、Jira Service Management で用意されている優先度評価を使用した、影響と緊急性のマトリクスです。これを元に独自のマトリックスを作成することも、まったく新しいマトリックスを作成することもできます。
影響 | 緊急度 |
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| 重要 | 高 | 中 | 低 | Lowest |
大規模 / 全面的 | 最高の優先度 | 高い優先度 | 中程度の優先度 | 低い優先度 | 最も低い優先度 |
相当規模 / 広範囲 | 最高の優先度 | 高い優先度 | 中程度の優先度 | 低い優先度 | 最も低い優先度 |
中規模 / 限定範囲 | 高い優先度 | 中程度の優先度 | 低い優先度 | 低い優先度 | 最も低い優先度 |
小規模 / 局所的 | 中程度の優先度 | 低い優先度 | 最も低い優先度 | 低い優先度 | 最も低い優先度 |
ここにリストされた優先度の値は、説明用の一例です。ご利用のサービス プロジェクトに固有の優先度を作成することもできます。優先度フィールド値の定義について詳しくご確認ください。
ワークフローの構成
選択リスト タイプ (1 つのみ選択可) の次の 2 つのカスタム フィールドがあり、それぞれに前述の表の値が含まれていることを確認します。
緊急度: 重大、高、中、低、最低
影響: 広範囲、深刻、中程度、軽度
Go to Settings () > Work items > Workflows.
変更の作業タイプで使用されるワークフローを検索して、[編集] を選択します。
作成トランジションと最初のステータスの間に、新しいステータスを追加して、優先度トリアージと名付けます。
このステータスから次の 5 つのトランジションを追加します。
最高
高
中
低
Lowest
これらの各トランジションで、事後操作を追加します。
事後操作の [Update Work Item Field (作業項目フィールドをアップデート)] を選択します。
事後操作で、トランジションと一致するように [優先度] フィールドを更新します。たとえば、「最高」のトランジションには、[優先度] フィールドを [最高] に変更する事後操作があります。同様に、「高」のトランジションでは事後操作で [優先度] フィールドを [高] に、「中」のトランジションでは値を [中] に、「低」のトランジションでは [低] に、「最低」のトランジションでは [最低] に設定します。
ワークフローを公開します。
ワークフローの構成後、作業項目が作成されるとすぐに、ワークフローは優先度トリアージ ステータスにトランジションします。また、4 つのトランジションがあり、優先度を値に設定します。
[緊急性] フィールドと [インパクト] フィールドの値を確認します。そして自動化ルールを設定して、マトリックスに従って対応するトランジションを実行します。
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